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【商社】豊島 デザイン企画室課長 加藤諭氏 リアルニーズ生かし企画と融合


DX推進室設立とAI活用で新たな価値創造を目指す企業の挑戦

今年7月にDX推進室を新設した。ここを軸に、生産管理DXと価値創造DX、そしてAI(人工知能)を含む新しい試みに挑戦する。

現在は社内課題の確認を行っている。コロナ禍が明けた頃から新しいことをやっていこうとする社内の盛り上がりを感じている。当社のデザイン企画室は、デザインチームとデジタルチームに分かれており、〝企画〟と〝IT・AI〟を絡めながら取引先に提案している。デザインチームは、リアルのアパレルサンプルやテキスタイルを提案するとともに、相手先に向けてファッショントレンドセミナーを年間20回以上行っている。一方、デジタルチームは3D・CGや生成AIを使ったデザインや画像を作成している。

新たなるファッションの挑戦

当社の強みは、リアルとデジタルが同じセクションのなかで活動していることだ。リアルニーズをくみ取ったうえで現実的にできることと、デジタルによるクリエイティブな作成を連携していることだ。
社内外からの要望に対して、デザイン企画室を窓口にしながら、迅速かつ的確に、鮮度感をもって対応している。
生成AIの活用は、人が行っていた業務をそのまま入れ替えるのではなく、効率化やスピードが必要な仕事を、AIが補助することがポイントだ。

デザインもAIは数多く出すが、それが実現可能なのかを選定するのは人の役割になる。生成AIを使った商品企画は既に23年秋冬で投入している。

繊研新聞HP https://senken.co.jp/
ADASTRIA × VIRTUAL CLOTHING 参考イメージ2
▲豊島 デザイン企画室課長 加藤諭氏
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