ライフスタイル提案商社の豊島×ファッションブランドを展開するアダストリア
3DCGデザイン「VIRTUAL CLOTHING™」の活用でニーズを実現!
「インクルーシブデザイン*」の洋服6型を製作
~9月8日(水)より、クラウドファンディングサイトにて先行販売開始~
快適なライフスタイルの提案を目指す豊島株式会社(代表取締役社長:豊島半七、名古屋市中区)は、株式会社アダストリア(代表取締役会長:福田三千男、渋谷区渋谷)と協業し、3DCGデザイン「VIRTUAL CLOTHING™(バーチャルクロージング)」を活用して、身体的な障がいを持つ方や病院服を着用する機会が多い方など、多様な視点を取り入れた洋服を製作してきました。
この協業により完成した6型の洋服を、国内最大のクラウンドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」と、社会問題に向き合うクラウドファンディングプラットフォーム「Good Morning(グッドモーニング)」にて、9月8日(水)より先行販売を開始します。
*インクルーシブデザイン…高齢者、障がい者、外国人など、従来デザインプロセスから除外されてきた多様な人々をデザインプロセスに含めるデザイン手法や、ユーザーの多様性を理解することで、意思決定の情報を提供し、できるだけ多くの人を取り込むことに貢献することをゴールとしたデザイン手法のこと。
アダストリアが展開する「Play fashion! for ALL」との協業により製作した洋服6型
本協業は、株式会社アダストリアの社内事業提案プロジェクト「Play fashion! for ALL」で、“親の介護をきっかけに、身体の不自由な人や寝たきりの人でもファッションを楽しめる服を作りたい”という社員の想いを実現するためにスタートしました。
製作にあたっては、障がいや持病を持つアダストリアゼネラルサポートの社員3名にヒアリングを実施。
「入院中もファッションを楽しみたい」「車いすのタイヤに袖がこすれても汚れが目立たないオシャレな服を着たい」など、“一人ひとりの視点”を大切にしながら、豊島が展開する3DCGデザイン「VIRTUAL CLOTHING™」を活用し、3名のニーズを叶えた洋服・全6型を製作しました。
完成した商品は、クラウドファンディングプラットフォームの「CAMPFIRE」と「Good Morning」にて先行販売します。今回の販売を通して、ファッションに悩みや課題を抱えている人たちに商品を届けると同時に、関心がある方々に広く知っていただけるきっかけになればと考えています。
商品概要
- ・販売開始日:2021年9月8日(水)
- ・販売先URL:https://camp-fire.jp/projects/view/445878
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・商品内容:
- CASE #01 わたしに寄り添う入院パジャマ 1型
- CASE #02 車いすユーザーのこだわりカジュアル 2型
- CASE #03 低身長さんのカジュアルセットアップ 3型
■商品6型一覧
<CASE #01 わたしに寄り添う入院パジャマ>
『わたしに寄り添う入院パジャマ(4点セット)』
販売価格:14,190円(送料・消費税込)
特徴:入退院を繰り返す私に寄り添ってくれる、機能的でオシャレなパジャマ。点滴や注射時に便利な袖口ロールアップや、パンツの着脱時に役立つループなどを採用しました。
<CASE #02 車いすユーザーのこだわりカジュアル>
『袖パッチつきコットンパーカー』
販売価格:7,040円(送料・消費税込)
特徴:白い服でもタイヤにこすれて汚れてしまわないよう、内側に肘あてをプラスしました。
『袖パッチつきコーデュロイシャツ』
販売価格:10,670円(送料・消費税込)
特徴:握力が弱くても着脱しやすいよう、スナップ式のボタンを採用しました。
<CASE #03 低身長さんのカジュアルセットアップ>
『袖パッチつきコーデュロイシャツ』
◇サイズ :FREEサイズ(メンズ)
※各限定3セット
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『バンドカラーシャツ』
販売価格:7,040円(送料・消費税込)
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『ワンダーシェイプジャケット』
販売価格:16,720円(送料・消費税込)
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『ワンダーシェイプパンツ』
販売価格:10,670円(送料・消費税込)
アダストリアさま「Play fashion! for ALL」について
今回の協業は、株式会社アダストリア内での社内事業提案プロジェクトで、親の介護をきっかけに身体の不自由な人や寝たきりの人でも、ファッションを楽しめる服を作りたいという社員の想いに、それを実現する効果的な方法として豊島がVIRTUAL CLOTHING™を提案したことでスタートしました。病気や高齢のため身体を思うように動かせず洋服の着脱やサイズ計測が難しい方、車椅子や義足・義手での生活により既成サイズだと丈やサイズ感が合わない方などがいる中、3DCGでデータを活用した洋服作りをすることで、時間・手間・コスト・サンプル製品を削減しながら、各個人の身体に合わせた多様なファッションを提供していくことが可能です。また、通常の洋服作りはサイズやデザインがブランド側によって決定されている商品をユーザーが購入しますが、今回の取り組みは“課題を持ったユーザー様を起点にした洋服づくり“となります。このような生産プロセスもデータを活用した洋服づくりならではの特徴です。